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研究職 畠中 真菜 農学生命科学研究科 博士卒

現在の仕事内容は?

抗癌剤の薬理研究をしています。創薬の流れの中で言えば、探索研究で発見されて合成化学研究者が創った多くの化合物を磨いていく段階の研究。バイオロジーの専門家として、創られた化合物を有効性の観点で分析・評価することが私のミッションです。これまでに、化合物と標的蛋白との結合を測るin vitroでのスクリーニングと、化合物の評価に用いる耐性細胞株の作製と性状解析を行っています。また、in vitroの実験系よりもはるかに複雑な生体内で、化合物が有効性を発揮できるかを検証するために、動物を用いたin vivo試験も構築・実施しています。

学生時代の研究内容は?

修士のころからWntシグナルに関する研究を行ってきました。Wntシグナルは、癌の発生や増殖における重要なシグナル伝達経路です。そのWntシグナルを負に制御する因子であるICATのノックアウトマウスを使うことで、同シグナルが脳の領域決定に関わることを明らかにしました。さらに神経幹細胞を解析し、Wntシグナルがニューロンやグリアの分化制御に関与することも明らかにしました。

仕事のやりがいは?

やりがいは、自分の仕事が薬という形で患者さんに届く可能性があるところです。薬理研究は忍耐のいる作業ですし、なかなか思うような結果が得られないことも多いですが、化合物が明らかな効果を示し、化合物が薬に近づいていると感じた時は、テンションが上がります。また、新しいプロジェクトを自ら立ち上げる機会を持たせてもらったり、責任のある仕事をすぐに任せてもらえることも、やりがいにつながっています。

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